【福井工大福井】選手座談会「携帯電話を触っている余裕がない!」

「春季北信越地区高校野球福井県大会」決勝で敦賀気比を6-4で破り見事に優勝を飾った福井工大福井。そんなチームの3選手が座談会に参加してくれました。一体どんな本音(?)が聞けれるのか?!

練習ばかりで携帯電話を触っている余裕がない!(笑)

【座談会メンバー】
キャプテン 高原侑希 くん(写真右)
藤井翼 くん(写真中)
副キャプテン 山野昂汰郎 くん(写真左)


――福井工大福井ってどんなチームですか?

高原「チームは関西のヤツが多くて、とても明るいです。自分は自宅通学なんですけれど、県外の選手は寮生活をしていて賑やかみたいです」

山野「自分は奈良出身です。(藤井君も福井県内出身で)この中では自分だけが寮生活をしています。寮はグラウンドからすぐで4人部屋です。みんなとても仲が良いんです」

――福井工大福井に行こうと思った理由は?
高原「僕は(福井工大)福井中出身なんです。違う高校に行くか悩んだんですけれど、中学時代の指導者に勧められて決めました」

山野「自分は大阪桐蔭で指導されていた田中先生の指導を受けてみたいと思いました。レベルの高い教えを受けて、自分もレベルアップしたかったからです。実際に周りにはそういう選手は多いです」

――実際に田中監督の指導を受けて、感じることは?
高原「自分は1年秋から試合に出させてもらっているんですけれど、フリーバッティングで当時、教えてもらったことがその時はよく理解できなかったんですけれど、今となるとなるほどなと思うことがあります。いきなり難しいことを言われた訳ではなく、ひとりひとりの能力を見ながら先を見た指導をしてくださいます」

藤井「自分も同じです。逆方向に強い打球を打つためのアドバイスも色々と教えていただいてコツを掴めてきたのですが、最近は調子が悪くて…」

山野「バッティングのことを教えてもらうにしても、いきなり答えを言われるのではなく、ヒントをいただきながら自分で考えてクリアしていくという感じです」

高原「監督さんは怖い時はすごく怖いんです。でも、フレンドリーに接してくださる時もあるし、自分たちのやりやすいようにやらせてくださいます。いざという時も真剣に向き合ってくださいますし……」

――全体練習の時間もたっぷりあるそうですが、自主練習はだいたい毎日どれくらいやっているのですか?
高原「自分は毎日……9時くらいまではやっています。主にティーバッティング。ただ、もっと考えながら効率よくやれる練習内容があるかもしれません」

山野「自分たちは寮で点呼の時間までにお風呂やご飯を済ませないといけないので、それまでの時間に自主練習します」

――普段はどんな学校生活を送っていますか? クラスはみんな同じ?
高原「野球部は全員同じクラスなんです。みんな同じ授業を受けて、グラウンドでも一緒に練習して…。とにかく仲がいいです。良い意味でもう少し仲が悪くてもいいんじゃないかって思うほどです」

藤井「自分は高原とは中学から一緒なので、もう5年以上一緒です。高原はキャプテンなんですけれど、実は結構怖くて…」

高原「え! そんなに怖い?」

山野「キャプテンとして普通のことを言ってるだけでしょ!」

高原「ただ、自分は本当はキャプテンに向いていないんじゃないかって思うことはあります」

――キャプテンはどうやって決まったのですか?
高原「チーム内の投票と監督さんらでの意見も合わせて決まります。でも、2年生の春くらいから自分になるのかな…っていう予感がありました。仮に自分になったら断ろうかなと思ったんですけれど、いざ指名されると、もうやるしかないと思って」

山野「自分は1年の秋くらいから高原になるような気はしました。プレーでも声でも引っ張ってくれるし、高原しかいないのかなと」

藤井「中学時代もキャプテンでしたからね」

――実際にキャプテンになってみてどう?
高原「自分の言うことをみんながちゃんと聞いてくれるので、思ったよりも何とか出来ていると思います。もちろん、全員が一致という訳ではないですけれど、いいヤツが多いのでやりやすいですね」

藤井
「でも、たまに怖い……(笑)。山野は副キャプテンなんですけれど、山野は優しいキャラなんです。でも、高原は怖いですよ……」

――副キャプテンはどんな役割なのですか?
山野「副キャプテンも投票で決まるんですけれど、自分以外に山岸と塩田と3人の副キャプテンがいます。塩田が2年生をまとめる役で、僕と山岸はキャプテンの高原のサポート役です。基本的に何をする……というより、気づいたことがあればどんどん意見を言う役割ですね」

――チームで流行っていることはありますか?
山野「何ですかね……自分たちは携帯電話を使うのは禁止ではないですし、他にも特にこれはダメというのもないんです。でも、寮生は夜に携帯電話を指導者に預ける決まりはあります。最近は練習ばかりで携帯電話を触っている余裕もないですね(笑)。でも少し前だったらテレビのドラマで、『3年A組』が流行っていました。学校でもその話で盛り上がっていましたね」

高原「あとはバラエティー番組を見ることですかね。『しゃべくり007』とか『アメトーーク』とか。基本的にはテレビのことは話題になります」

――憧れている選手はいますか?
高原「自分は鈴木誠也選手(広島)です。あのバッティングには憧れます」

藤井「自分は吉田正尚選手(オリックス)です。あの体の大きさであれだけ飛ばせるのはすごいです」

――チームで自慢できることは?
高原「バッティングのポテンシャルの高さです。でも、個々の能力が高いので線になった時のパワーはすごいと思います」

藤井
「自分が今、4番を打たせてもらっているんですけれど…正直自分でいいのかなと思ってしまいます」

山野
「その前までは自分が4番を打たせてもらっていました。でも、藤井は自分にないパンチ力とか打球の伸びがあるので、藤井の方が(4番に)合っているんじゃないかと思っています。これからもやってくれそうです」

高原「藤井は対応力も高いのでいいバッターです。ホームランをこれから打ってくれると思います! チームとしては夏の甲子園に出られるよう頑張ります」

3選手とも、お忙しい中ありがとうございました!

(取材・写真:沢井史)