【2019甲子園】大会第9日 注目ポイント

「第101回 全国高校野球選手権記念大会」大会9日目の注目ポイントを、おなじみの野球ライター西尾典文さんが紹介!

大会第9日の注目ポイント!

【対戦カード】
鳴門(徳島)vs 仙台育英(宮城)
習志野(千葉)vs 鶴岡東(山形)
関東一(東東京)vs 熊本工(熊本)

第1試合はここまで地方大会から一人の投手で勝ち上がってきた鳴門と、全ての試合を継投で勝ち上がってきた仙台育英の対照的なチームの対戦。鳴門のエース、西野知輝は下半身の使い方が上手く、上半身に力みのないフォームが特長。長いイニングを一人で投げられるにはそれだけの裏付けがあることを感じるフォームで、ヒットを打たれても粘れるのは参考にできる部分は多いだろう。
仙台育英は投手だけでなく捕手も複数起用しており、どのタイミングでバッテリーを交代させてくるかにも注目したい。

習志野は1回戦でも土壇場で試合をひっくり返した粘り強さが光る。特に大きかったのは9回の一死一塁から見せた盗塁。疲れもあるギリギリの場面で思い切りのよい走塁を見せられるのは見事である。打撃に注目が集まる鶴岡東だが守備も手堅いだけに、習志野の機動力との攻防戦に注目だ。

関東一も機動力に持ち味があるチーム。1番の大久保翔太など俊足の選手が揃うが、対する熊本工の捕手、青山典勢も強肩が光る。こちらも機動力をどう発揮するか、発揮させないように守るかという点が第2試合に続いての注目ポイントとなるだろう。(西尾典文)